:::音楽:::
20200101 香取慎吾
SOUL LADY YUKIKA
tick tock 963
Not Shy ITZY
ニガミ17才o ニガミ17才
HELP EVER HURT NEVER 藤井風
Sparkle iri
香水 瑛人
レディメイド Ado
香取慎吾『20200101』
2020年は、このアルバムに作り手が込めようとした期待とは180°違う年になってしまったかもしれない。でも、だからといって、この作品の価値が目減りした、とか、お祭り騒ぎのから騒ぎで終わってしまったということは全然なくて、むしろこんな苦しい時代だからこそ人々の心に響く作品になっていた。
それはやはり、慎吾くんがSMAP解散以前から感じてきた窮屈さと、それを乗り越えてきたからこそ響く言葉の数々が、コラボで関わったアーティストたちの言葉を通して、楽しげなアルバムの影にそっと込められているからだと思います。
YUKIKA『SOUL LADY』
2019年からK-POPを聴いてきた中で最大の収穫がYUKIKA(ユキカ/寺本來可)。日本から単身韓国に渡って、現地のミュージシャンとともにオリジナルで制作した80年代風のシティポップを歌い、世界的なミームとなる。昨年末に事務所を移籍したのにともない、シティポップのプロジェクトも終了とのことで、どうなるのか今後に注目。
⎯⎯ 世界注目のYUKIKA 韓国・ソウルで日本生まれのシティーポップを歌うわけ|& M
963『tick tock』
「カノン」進行、「丸の内」進行などポップスで特徴的なコード進行がある中で、ぼくの耳に心地よいのは「水星」進行、「YES-NO」進行と「Computer Love」進行(適当)。これらがエレクトロニックな要素の中にふんだんに取り入れられている。ラップを前面に出さなくして正解。
ニガミ17才『ニガミ17才o』
バンド形態なのに既にバンドではないサウンドへ。MELON(元プラスチックスの)を想い出す。ここからどこに向かっていくのか。
iri『Sparkle』
日本の女性R&Bでいま現在最も注目しているシンガー。声質もアレンジも。
瑛人「香水」
「香水」のシングルに収録の3曲が良かった。なんでもない日常を描くラブソングを今後も作り続けてほしい。ちなみに「香水」の良さを教えてくれたのは、しんごちんと清野桃々姫。
:::アート:::
Chim↑Pom「May, 2020, Tokyo / A Drunk Pandemic」 (東品川=ANOMALY)
おさなごころを、きみに (清澄白河=東京都現代美術館)
藤原さくらZine展「Pilot」 (原宿=国立新美術館)
「生で体験すること」が命がけのイベントになってしまった2020年に観たものから。
マンチェスターで100年前に起こったコレラ禍を題材にした(着想はコロナ以前)Chim↑Pomのインスタレーションは、コロナ禍で最も辛くめげていた時期に観て、歴史は何度も繰り返すこと、辛い出来事が起こった時は歴史を参照すればよいことを教えてくれた。年の後半は個展の計画や作品集の制作準備と重なり、ほかの人の展示を観ている場合ではなくなったけど、ZINEやグッズの参考にいくつかの展示を回った中で印象に残ったのが、藤原さくらのZineでした。
:::メディア:::
:::本:::
生きる はたらく つくる 皆川明(つるとはな)
追憶の泰安洋行 長谷川博一(ミュージック・マガジン)
苦しい時は電話して 坂口恭平(講談社現代新書)
方丈記 鴨長明 蜂飼耳・訳 (光文社古典新訳文庫)
:::映画・ドラマ:::
のぼる小寺さん
浅田家
梨泰院クラス (Netflix)
:::LIVE:::
official髭男dism ONLINE LIVE 2020 – Arena Travelers –
Ayaka Wada Virtual Live 2020
イラストレーター時代に描いた作品集と、初めての個展のタイトルを「ぼくは ぼく」にしたんだけど(後日注:2021年開催の予定がコロナ蔓延のため延期)、そのタイトルに込めた意図(自分は自分。自分自身が責任を持って決断すること etc…)とシンクロするような表現が多かったのに驚いた。とくに「梨泰院クラス」はその最たるものでした。
:::ハロプロ楽曲大賞’20:::
1位|ビタミンME BEYOOOOONDS
2位|ミラー・ミラー アンジュルム
3位|ホットラテ Hot latte 和田彩花
4位|初めてのハッピーバースディ!(2015 カントリー・ガールズ Ver.) カントリー・ガールズ
5位|ポップミュージック Juice=Juice
⎯⎯第19回ハロプロ楽曲大賞’20
推しメン部門|小関舞(帰還!)