グラフィックデザイナーの目線で、主に東京近郊の気になる個展や企画展をピックアップします。今回は、2023年12月〜2024年1月開催の展示を中心にまとめています。
トップページには最新分のみを表示し、それ以前の投稿は記事下の「これから行く」カテゴリで遡ることができます。投稿は2か月に1回、翌月に一部追加します(次回投稿は1月中旬〜)。
もじ イメージ Graphic 展
2023年11月23日(木・祝)―2024年3月10日(日)
21_21 DESIGN SIGHT
(東京・六本木)
DTP以降の日本語のタイポグラフィ/グラフィックデザインに光を当てた展示。
ウェス・アンダーソンすぎる風景展 in 渋谷
2023年11月25日(土)―12月28日(木)
ヒカリエホール
(東京・渋谷)
ウェス・アンダーソンの映画に出てきそうな風景を再現し、SNSでの「映え」を意識した巡回展。
我喜屋位瑳務 「CHILLDIE VI」
2023年12月2日(土)―12月23日(土)
FARO神楽坂
(東京・牛込神楽坂)
沖縄出身の画家。沖縄に残るアメリカ文化に影響を受けたといわれる、ポップと毒が同居した絵。
しなもん[下山ワタル]一日展「ひととき」#4
2023年12月3日(日)
POSTO
(東京・仙川)
『のはらうた』の展示と、作家と来場者とのかけがえのないおしゃべりからなる、(1・5・11月を除く毎月)第一日曜日、一日だけの個展。今回から企画も徐々に加わる予定。
生誕60周年記念art show「松尾スズキの芸術ぽぽぽい」
2023年12月8日(金)―12月15日(金)
スパイラルホール
(東京・表参道)
松尾スズキの生誕60周年を記念した絵の展示。……が、”ヒビキ一郎” の不祥事のあおりを食って、会場でのトークイベント、ライブペインティングが中止に。
MASAKAZU KITAYAMA TYPOGRAFFITI 4
2023年12月8日(金)―12月21日(木)
AL
(東京・恵比寿)
コーネリアスの仕事でおなじみ。社会や世界の問題とリンクし、グラフィック/タイポグラフィの力で明快なメッセージを発信するグラフィックデザイナーの展示。トークイベントも開催。
Daijiro Ohara HAND BOOK
2023年12月11日(月)―2024年1月31日(水)
ギンザ・グラフィック・ギャラリー
(東京・銀座)
カクバリズム、星野源など音楽関係の作品を中心に、「手」=HANDを使った「手遊び」や「手探り」でつくり出された、大原大次郎の仕事と作品を展示。
和田誠 映画の仕事
2023年12月12日(火)―2024年3月24日(日)
国立映画アーカイブ 展示室
(東京・京橋)
和田誠の映画の仕事にテーマを絞った展示。映画ポスターや映画本の装幀、海外作品のポスターコレクション、『快盗ルビイ』ほか監督作品の紹介など。
多田玲子個展「ハローとグッバイのあれこれ」
2023年12月14日(木)―12月26日(火)
にじ画廊
(東京・吉祥寺)
久しぶりの東京での個展。アボカドくん、かりふらくん、などのキャラクターたちをモチーフにしたペインティングやポスターなど。
坂本龍一トリビュート展 音楽/アート/メディア
2023年12月16日(土)―2024年3月10日(日)
NTTインターコミュニケーション・センター [ICC]
(東京・新宿)
3月に逝去した坂本龍一のトリビュート展。真鍋大度を共同キュレーターに迎え、李禹煥、アルヴァ・ノト、ダムタイプほかのインスタレーションが並ぶ。
ナガノ展 ~ちいかわ、ナガノのくま、ナガノ作品の原画が大集合!~
2024年1月3日(水)―1月23日(火)
松屋銀座8階イベントスクエア
(東京・銀座)
ちいかわが大好き。ただ可愛いと思っているだけじゃなく(多くのファンと同様に)そこに現代をえぐる本質を見ている。
印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵
2024年1月27日(土)―4月7日(日)
東京都美術館
(東京・上野)
印象派を国で区切って考える発想がなかったが(基本的にフランス発祥)、ここで紹介されているアメリカの印象派作家の作品がとても良い(ハッサムなど)。