グラフィックデザイナーの目線で、主に東京近郊の気になる個展や企画展をピックアップします。今回は、2024年2〜3月開催の展示を中心にまとめています。
トップページには最新分のみを表示し、それ以前の投稿は記事下の「これから行く」カテゴリで遡ることができます。投稿は2か月に1回、翌月に一部追加します(次回投稿は3月中旬〜)。
子どもと放射線 ~「ヒロシマ」をテーマに~
2023年10月30日(月)-2024年5月20日(月)
聖心女子大学 4号館 聖心グローバルプラザ1階 BE*hive
(東京・広尾)
詩人アーサー・ビナードの紙芝居「ちっちゃい こえ」と、その土台となった丸木俊・丸木位里の「原爆の図」特別展示と、石内都「ひろしま」も。ぜひ観たい。
石川直樹:ASCENT OF 14 ー 14座へ
2023年12月16日(土)-2024年2月18日(日)
日比谷図書文化館
(東京・日比谷)
やべ、忘れてた。2001年以降に訪れたチベットの14の山々の写真と、資料を通して人々が山に抱くイメージを明らかにしていく。
ラファエル・ローゼンダール STAIRS
2024年1月25日(木)-3月2日(土)
FARO WORKPLACE
(東京・池尻大橋)
シェアオフィスのFARO中目黒を建設中に訪れた作家が、建物からインスパイアされた作品の展示。期間中は、館内の展示作品(どれも良い)を自由に観覧できる。
ヴィム・ヴェンダースの透明なまなざし
2024年2月1日(木)-3月2日(土)
N&A Art SITE
(東京・中目黒)
ヴィム・ヴェンダースは90年代初め、ぼくにとっては素通りしてしまった映画監督(『ベルリン・天使の詩』で寝てしまったり…)だが、後に写真家として再会した。代表作『Written in the west』も含む写真展。
川内倫子 個展 Tomorrow is another day
2024年 2月2日(金)-2月24日(土)
MA2 Gallery
(東京・恵比寿)
世界各地で争いが続くなか、「祈りを捧げることについて向き合う場を、来廊者と共有できたら」と。「あめつち」シリーズのほか、新旧作を交えた展示。
良品には、わけがある。展 - 無印良品 徳永美由紀の仕事 –
2024年 2月2日(金)-3月25日(月)
無印良品 銀座 6F ATELIER MUJI GINZA
(東京・銀座)
無印良品のタグコピーに携わるコピーライターの企画展。デザイナーとして、デザインそのものよりも、言葉を届ける技法や空気感の醸成に興味が湧く。「良心とクリエイティブ」とは。
川内倫子「いまここ」
2024年 2月3日(土)-3月3日(日)
POST / limArt
(東京・恵比寿)
原田郁子の同名の楽曲に提供された谷川俊太郎の詩に、川内倫子が写真を合わせた写真絵本。ほとんど写真集だと思う。観てみたい。
サム・フォールズ
2024年 2月3日(土)-3月9日(土)
小山登美夫ギャラリー六本木
(東京・六本木)
草木や花を使った偶然性のペインティング。とても美しく、ぜひ生で観てみたい。
ヨシロットン 拡張するグラフィック
2024年2月14日(水)-3月23日(土)
ギンザ・グラフィック・ギャラリー
(東京・銀座)
初めて知ったのがでんぱ組 inc.のタイポグラフィTシャツだったか。ヴェイパーウェイヴ以降の表現。
マティス 自由なフォルム
2024年2月14日(水)-5月27日(月)
国立新美術館
(東京・乃木坂)
マティスが後半生でたどり着いた技法「切り紙絵」を中心に150点を紹介する展示。
しなもん[下山ワタル]一日展「ひととき」#6
2023年3月3日(日)
POSTO
(東京・仙川)
『のはらうた』の展示と、新作「タイトル未定」(未完成)試読会&ミニ展を開催。
えほんのさっか展
2024年3月26日(火)〜3月31日(日)
アーリーバード アクロス
(東京・駒込)
バラエティあふれる(でもどこか近い)絵本作家10人のグループ展。
清水正己 カルチャー誌デザイン展 “されど雑誌たち”
2024年3月27日(水)-4月2日(火)
スパイラルガーデン
(東京・表参道)
故・中島英樹さんの師匠だったエディトリアルデザイナー。「Cut」「JAPAN」、近年では「FILT」などを手掛ける。