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UNIVERSE TICKET

いわゆるサバ番(サバイバルオーディション)は見ないと決めていたのに、昔箱推しだったハロプロメンバーに釣られて日プ女子(PRODUCE 101 JAPAN GIRLS)を見始めたのをきっかけに、ちょうど同時期に開催中という理由で、UNIVERSE TICKETを見るようになった。日プ女子とは対照的に、周辺では見ている人が異様に少ないのが残念。

韓国の放送局SBSが主催する女性アイドルグループオーディションで、最終的に選ばれた8人がグループとしてデビューすることが決まっている。SBS系列会社のFNCエンターテインメントが絡んでいる(日本人候補生のうち2人が同社のグループに属していた)との噂もあったが、調べてみたらSBSと、新興芸能事務所のF&Fエンターテインメントによる共同主催だった。「F&F」という、アメリカのMLBのライセンスを得て作った商品で成功した韓国のアパレルメーカーの系列子会社で、候補生たちがMLBのシンボルマークのスタジャンなどを着ていたのはこのためらしい(→ F&Fについて取り上げた中央日報の記事)。

かなり低年齢の候補生が多いのが特徴で(応募資格は10〜20歳の女性)、国籍も韓国をメインに、日本、カナダ、フィリピン、タイ、インドネシア、モンゴル etc…と幅広く集められている。ただし、レベルは総じて高い。ユニコンと呼ばれる審査員には、少女時代のヒョヨンやITZYのイェジ、チェリョンなど事務所の垣根を超えたアーティストが並び、三大放送局主催のオーディションとしてそれなりに力は入っている。
 

番組内では金髪の日本人候補生コトコが、開始当初から強く推されている。ダンス・歌とも未経験で拙い部分もありながら、審査員や候補生からの人気が高い。一人だけ金髪で目立っていて、明るく、ちょっとドジっ子で、感動してよく泣く。日々練習を欠かさず、課題のたびに上達していく(たぶん元からそこそこ上手い。特にダンス)。ひたむきなところ(手のひらに人の字を書いて飲み込むしぐさ、練習時に韓国語の発音を書いたノートを間近で見ながら歌う様子など)やちょっとした失敗なども、すべてポジティブな評価(=可愛い)につながっている。

審査員やオーディションのコンセプトとの相性も良かったに違いない。コトコより優秀な候補生も沢山いたが、その多くが十分な尺すら貰えず無言で去っていった。逆に日プ女子や大手のオーディションなら、早々にリタイアしていたかもしれなかった。彼女にとっても番組にとっても、ここを逃す手は絶対にないだろう。
 

今回のコトコや、日プ女子の桜庭遥花(ぱるたん)のような、いわゆる“成長枠”(無名で低いランクから、オーディション中に成長して人気を獲得するメンバー)の活躍を見て、改めて「アイドル」という職業の奥深さに気付かされる。「不完全」さという、プロフェッショナルとは対極の要素が、アイドルの世界では逆に大きな魅力となりうるのだ、と(むしろ、ダンスや歌はレッスンで、あとからいくらでも上達できる)。

今日1/17に最終選考メンバー8人が決まるそうだ。

UNIVERSE TICKET(Abema TV)
https://abema.tv/video/title/307-7

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