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下山ワタル

WATARU SHIMOYAMA

グラフィックデザイナー、画家。

音楽プロダクションに編集・ライター志望で入社後、Macと出会いデザインの道へ。THE BOOM、矢野顕子、中村一義、黒沢健一、中川ひろたかほか様々なアーティストのデザインに携わる。
2013年から約5年間、生活クラブ生協のアートディレクターに就任し、ロゴタイプ、シンボルマークの設計、カタログのフォーマットデザイン・監修を行う。
あかね書房、教育画劇、金の星社、世界文化社、おむすび舎など、絵本・児童書のデザインにも多数関わっている。

2000年、ペーターズギャラリーコンペ「第5回PATER賞」を受賞。以後、「しなもん」名義で、クライアントワークと並行してオリジナル作品を多数制作する。「エビカニクス」「ブルブルブルドッグ」をはじめとする、ケロポンズのMV背景画の制作も行う。

2021年、これまでに描いてきたオリジナル作品を展開するプロジェクト／ブックレーベル「しなもんレトロスペクティブ／品門堂本舗」を立ち上げる。第１弾として、詩集『のはらうた』に絵を付けた詩画集『ぼくは　ぼく』を、著者の工藤直子さんと版元の童話屋の了承を得て刊行。
2022年、しなもん［下山ワタル］名義による初個展「ぼくは　ぼく」を、東京・西荻窪のムッチーズカフェで開催。今後、各地での巡回展やイベントの開催を予定している。

著作として、絵本『よめる よめる もじの えほん』『わかる わかる じかんの えほん』（こくぼみゆき・さく　しもだいらあきのり・え　下山ワタル・デザイン、あかね書房）がある。2015年、デザインに関わった絵本『いしをつんだおとこ』（あきやまただし、ハッピーオウル社）が産経児童出版文化賞美術賞を受賞。2019年「みんなともだちカロム」がGood Toy Awardを受賞。